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デュアルバンド無線通信LSI(北川)

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研究プロジェクト

2011年にアナログTV放送からディジタルTVへ完全に移行し、アナログTVの使用周波数帯域が新しいサービスのために利用可能となります。アナログTVの周波数帯は、無線LANよりも1桁以上低い周波数ですが、放送に利用できるほど遠距離通信が可能で、しかも動画像が送れる程度の高速・多チャンネル通信が可能です。このため、アナログTV周波数帯を使用したい情報通信サービス業界の間で、熱い戦いが行われてきました。

この研究プロジェクトでは、アナログTV周波数を利用した一般家庭の安全を見守る防災用無線ネットワークのためのLSIを開発します。既に、プロジェクトは走り出していて、昨年度、第1回の予備的なLSI試作は完了しました。今年度の目標は、この成果を用いて完全なシステムを1チップに集積化した無線通信LSIを試作することです。企業の若い研究者や大学院生と一緒に、製品に近いシステムLSIを開発しますので、他ではできない貴重な体験を持つことができるはずです。

MeRLで試作した無線チップ
UHF Dualband FSK通信LSIUHF BPSK/FSK通信LSI
Fig2.jpg
tsmc-chip-allsnss.jpg

添付ファイル: fileFig2.jpg 10446件 [詳細] filetsmc-chip-allsnss.jpg 10545件 [詳細] fileR018_060919_R1100ss.jpg 5539件 [詳細]