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バイオアクチュエータチップ

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研究プロジェクト

バイオアクチュエータチップ

  • 筋肉を動かしているタンパク質アクチンは、エネルギーを与えるとランダムに動き回ります。この分子の位置を検出し、電気的に運動をさせたり止めたりする制御をチップ上で行うためのLSIを開発します。これには2つの目的があります。筋肉の運動は、分子間相互作用によると考えられていますが、別の説もあるため、タンパク質周辺の電気的特性の変化を調べるために、分子の位置を特定します。また、分子周辺の電位またはイオン濃度をコントロールすることにより、タンパク質の運動を制御できないか試してみます。このため、微細な電極のアレイによりインピーダンスや電位を制御するLSIを設計・試作します。