プラズマ発光センサ のバックアップの現在との差分(No.2)


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 皆さんは、化学の実験で、炎色反応を調べたり溶液の色によって、イオンの種類や価数を調べたことがあると思います(知らないという人は、高校の未履修問題の対象者ということになりますね)。同様の処理をチップに組み込めば、物質を見分けることができるはずです。このテーマは、産業応用や化学分析での利用を想定して、高周波プラズマ発光分析システムを微小化してチップに載せてしまおうという計画です。
 皆さんは、化学の実験で、炎色反応を調べたり溶液の色によって、イオンの種類や価数を調べたことがあると思います(知らないという人は、高校の未履修問題の対象者ということになりますね)。同様の処理をチップに組み込めば、物質を見分けることができるはずです。このテーマは、産業応用や化学分析での利用を想定して、高周波プラズマ発光分析システム全体を微小化してチップに載せてしまおうという計画です。
 
 実は、光のスペクトルを通常のチップ上で調べることは、今のところはできません。回折格子やフーリエ変換分光光度計という機械的システムを必要とするからです。この問題を解決する方法については、未公表のため、直接聞きにきてください。
 実は、光のスペクトルを通常のチップ上で調べることは、今のところはできません。回折格子やフーリエ変換分光光度計という機械的システムを必要とするからです。MEMS(マイクロマシン)の技術が進めば、スペクトルをチップ上で測定することもできるかもしれませんが、現状では困難です。この問題を解決する方法が、本研究のテーマです。