電子スピン共鳴ラジカルセンサ のバックアップ(No.1)


研究プロジェクト

  • 電子スピン共鳴ラジカルセンサは、MeRLが特許出願したマイクロESR(電子スピン共鳴)技術により、化学活性なフリーラジカルと呼ばれる物質を検出するLSI化です。例えば、細胞や唾液中の生物質や、生体中の活性酸素、過酸化脂肪などを調べることができるため、薬品の効果を追跡したり、疾病を早期検出することができます。無線通信LSIで使用される高周波回路技術を応用することにより、従来は巨大な計測装置が必要だった測定がチップ上で行えるようになります。これまでに、

昨年度は、最先端のCMOS 65nmテクノロジにより高周波回路部分のチップを試作しました。今年度は全計測システムの1チップ集積化に取り組みます。政府や民間企業からの資金援助を受けて行う社会的注目度の高い研究テーマです。