3次元触覚センサ のバックアップ(No.3)


研究プロジェクト

3次元触覚センサ

  • 触覚は、身体が感じる応力から対象物体の形状や動きによって生成される3次元空間情報です。既に、ロボットやマニュピレータに使用するためにいろいろな触覚センサが開発されていますが、力学的機構が必要であるため、MEMS(Micro-Electro-Mechanical System)が使用されています。本プロジェクトでは、MEMSではなく、LSIを、シリコンゴムやPVAL(接着剤などの材料)などの弾性体に封入することでx-y-z軸の応力を計測することができるセンサの開発を目指します。目標は、人間の触覚の最小限界を超え、風を感じることができ、弱い力から強い力まで対応できるダイナミックレンジの大きい人工皮膚を実現することです。本プロジェクトは、MeRLで特許出願し、JST(科学技術振興機構)の支援で実施してきたものですが、担当者が卒業したため、引き継ぐ人を探しています。