Proxi-Vision センサ のバックアップ(No.1)


研究テーマ?

担当教員からのメッセージ---

MeRLでは、VLSIのアーキテクチャと応用システムを開発しています。つまり、VLSIの内部構成と外側のシステム全体の両方を研究対象にしています。ですから、既存のVLSIでシステムが作れるなら市販のVLSIやソフトウエア開発環境を利用してシステムを開発しますし、既存のVLSIやソフトウエアで実現できないシステムは、VLSIの内部から設計を行い、日本、台湾、オーストリアなどの半導体メーカで製造してシステムを完成させます。一般に、先端的なVLSI内部の設計をゼロから行うためには、高度な先端技術に関する知識、既存設計技術の蓄積、および数理科学や物理学の深い知識が必要ですので、実用的なVLSIを開発できる研究室は、あまり多くはありません。一方、集積回路を用いた応用システムの開発には、単なるハードウエア/ソフトウエア設計の知識だけではなく、知的財産やビジネスにつながる発想力が要求されますので、普段から広い視野を持ち、見聞きした話は貪欲に利用するという姿勢が必要です。

MeRLは、基礎研究も行っていますが、特にIT・半導体業界や知的財産の業界で有名な研究室です。卒業生は、半導体メーカのシステムLSI設計部門、自動車やセットメーカのシステム開発部門で活躍しています。近年は、ITベンチャー企業からも求人があります。

VLSIやCADのマニアになりたい人、新しいシステムや概念の実用化を経験したい学生は、是非MeRLの仲間に入ってください。