近年、情報機器の小型化・低価格化によって、情報機器を常時身につけて用いる、いわゆる「ウェアラブル・コンピューティング(Wearable Computing)」が現実のものとなり、身につけたコンピュータやセンサなどの機能を用いてユーザの行動をサポートするシステムなど、いろいろな応用の可能性に注目が集まっています。
その際に障害となるのは、「ケーブルが邪魔」になることです
私達は導電性衣服をケーブルの代わりとして用いてデバイスへの電源供給と各デバイスの相互通信を行う、ウェアラブルネットワークシステムの提案を行いました。 今後、デバイスに電源を供給する電源モジュールと、各デバイスに取り付け通信を行う通信モジュールの試作を行い、将来的には通信モジュールの1チップ化行う予定です。
また、導電性布地を用いたユーザインタフェース(筋電計測・タッチセンサ)へも展開を進めています。
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