いわゆる「電子工作キット」というのは、小中学生の夏休みの工作では比較的人気があるものなのですが、どうも「マニアック」の感を否めません。その大きな原因は、できあがったものが「使えない」ことであると考えます。
この研究では、そのような「マニアックな電子工作キット」の世界に変革を起こすべく、「子供のおもちゃ」の域を超え、斬新な切り口での、魅力的な電子工作キット開発を試みます。 そのために、場合によっては、マニュアルにそって作る、という、いわば「トップダウン式」の従来の電子工作キットとはまったく逆に、素材から取り組み始める「ボトムアップ式」の電子工作を目指します。
2007年ものづくり教室「ふるディスプレイを作ろう」関連情報