研究室への配属が決まったら、研究テーマの選定または提案と研究計画の作成をしてもらいます。学部4年生でも、新規に研究テーマを自ら提案できる実力のある人は、どんどん提案して下さい。とくにやりたい具体的な研究テーマを持って、研究室に来たわけでなければ、最初のうちは先輩や教員の研究を見聞きして、既存の研究プロジェクトの中から選んでもかまいません。
研究は、これまでの講義や実習とは違います。そのテーマの社会的意義を説明できることと、新規性があることが実施のための条件です。社会的意義があるということは、研究の成果がどのようなもので、その成果はどのように役に立つまたはどのように面白いのかということを説明するようなストーリが作れることです。新規性があるということを示すためには、少なくとも論文や特許を検索して、その方法や考え方が未発表であることを証明するか、既存の方法との違いを明確に示す必要があります。新規性が曖昧なまま研究を行っても、その結果が自分の研究成果だと主張することができませんし、将来的に事業化もできません。このため、MeRLでは、研究の開始時に、徹底的に文献と特許の検索を実施してもらいます。この経験は、就職後必ず役に立つはずです。
研究室に所属すると、研究活動に関する行事、親睦のための行事、健康のための行事など、いろいろな行事が待っています。ifDL(秋田研)は兄弟研究室であり、部屋や設備を共有したり、合同ゼミや行事を共同で行います。
MeRLは、